電脳コイルDVD1巻限定版と3巻限定版を購入
やはり映像特典が気になるのと、ミニタニマチ的動機で買う事にしました。3巻でやっと夏祭りみれた。女の子グループも浴衣でかわいいけど、もうさー、ダイチがかわいすぎるじゃないか。なんだよこのモジモジモジ男くんは。ほっぺが赤くなっちゃったりして。もうさー、ほんといいヤツだ。ダイチ最高!
でもって、クロエとおぼしきイリーガルがあの赤いメタバグをハラケンにもたらしたことがやっと分かった。NULLが心の欠片を回収するための探査ロボットとして作られたという話を考えると、メタバグというのは人の心の欠片なんだ。イリーガルがメタバグを集めるのは、NULLを祖として変異・進化を遂げた生命体だからか。あの赤いメタバグはカンナの心の欠片、カンナからハラケンへのメッセージだったんだ。そこで謎なのは4423という番号を鍵としてカンナの日記のパスワードを発見させたわけだけど、カンナと4423の間にも、なんらかの関係がある、という事なんだろうか? 確かにカンナの事故は猫目と4423の行動によって起こったわけだけど、彼女はその事を知っていたんだろうか? 「4423のハンドルで2度も警告した」と猫目は言っていたけど、なんかそれだけで4423を鍵にする程に、カンナは何かを知っていたんだろうか?
後でまた追記します。お昼ごはん食べてきます。
さて、追記。
夏祭りの回で、イサコが黒客に「あいつらのメガネを取り上げろ」という指令を出していたけど、今にして思えば、それはカンナの事故の二の舞にならないように、という配慮だったんだと思う。黒客については自分の制御下に置いて、安全に仕事がやれるようにする意図があったんじゃないかな。ダイチはそのコントロールの障害になると判断されたから、追放になった。この頃のイサコは本当にイヤなコなんだけど、回を追ってその意図が明らかになるにつれ、「ああ、そういう事だったのか」と分かる。昨日のエントリのコメントに「やっぱりNHK教育なんだ。」なんて書いたけど、ここなんかもすごくリアリティあるよね。人のある一面だけで、「あいつは、こうだ!」と断じる事は危険で、人というのはものすごく多面的だったり、いろいろの事情を抱えていたりする。これはハラケンとカンナの関係もそうだし、ヤサコとマユミの関係もそうだ。そーゆー所をがんばって表現している作品なんだなーと、前半を見直しつつ感じます。
また、ダイチの話に戻るけど、果し合いをフミエに申し込む部分のあの心の動きの表現がすごいなあと。イサコは目的を達成するためにミチコさんを呼び出すかもしれない。もしそれが実現してしまったら、フミエが危険に晒される。そのリスクを犯さない為に、なんとしても果し合いに勝ってイサコの目的を達しないといけない。なんというか、バカかと思えば繊細で、ほんとにかわいい男の子だなーと思います。
そして、イサコがダイチにミチコさんの話をするあたり。あれはイサコがダイチのフミエに対する感情を知っていてやっているのかな? だとしたらイサコのセンサーもなかなか侮れないw そーゆー惚れた腫れたみたいな所とは縁がないと思ったけど、そうでもないのかね?w
しかし、夏休み前の体育館でやってた集会(終業式?)。オバちゃんがイサコをUPにしたときの心霊写真はなんなんだ。怖いよ! あれはミチコなんだろうか。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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なんか実際のパッケージと絵が違うな。
もう一つ追記。夏祭りや廃工場の回を見てつくづく思う。来年の、中学1年の夏休みは、黒客も探偵局も、イサコも一緒になって夏祭りを楽しんで欲しい。それを見ることは叶わないと分かっているけど、その未来に繋がるような終わり方にして欲しい。
来年の夏休み。ダイチはちゃんと告白できるのかなw