なんでワインはこうも難しいのか

んー、いろいろ試してきたけど、もうホント同じ味のものとかないし。同じヴィンテージ、シャトーのものでも、温度や開かせる時間によっても味が変わる。で、同じヴィンテージの物でも、当然年を経る毎に熟成を重ねて味が変化する。仕込みの段階でもぶどうの木は樹齢を重ねて、ぶどうの実の品質も変化する。そして当然ヴィンテージ毎の気象の影響。醸造元によってはブレンド比率を変更したり、滓引きの方法を変えたり、樽を変えたり。

ほんとね、同じ品質のものを作るって気ゼロですね。フランスの人は!

ま、それを個性として楽しむのがワインの楽しみ方なんだろなー。同じものは2本とない。それを理解していかないと。

日本酒は一年草の米から作るし、1年もたたずに出荷しちゃうからかなり品質は平均的に安定する。ホント飲みやすいお酒だと実感しました。まー、コレクター的な楽しみはないけどねえ。

あー、でもドイツの白はかなり安定した品質だと思う。同じラベルのものを買えばほぼ同じ味が楽しめる。んー、醸造方法もちょっと特殊(品質を安定させるために、最後に果汁を添加したりする)だし、フランスの赤とはカンタンには比較できないけど。あれかな、ドイツって国民性も影響しているのかも。几帳面というかさw