プロジェクトマネジメントは、プロジェクトを遅らせる
情マネ流マーフィーの法則(1):マーフィーの法則がIT版になって帰ってきた! - ITmedia エンタープライズ
情マネ流マーフィーの法則その3
プロジェクトマネジメントは、プロジェクトを遅らせるプロジェクトマネジメントが花盛りで、PMBOKの採用が重視されている。
ところが、プロジェクトマネージャは、PMOへの書類作成や説明に忙殺され、プロジェクトをマネジメントするゆとりがない。
プロジェクトマネージャがPMBOKが示す、すべての文書の作成を要求するので、プロジェクトのメンバーはその文書作成のために、本来の業務時間が圧迫されている。
なんというか、こんな事に陥るのは、PMOもPMも官僚主義的になっちゃってるからじゃないのかな。PMR何度かやってるけど、きちんと説明ができるだけの現況把握と、最低限の様式の資料(A4で3枚ぐらいだったかな)起こしていれば、済む。日々の進捗把握とお金の残高はEVMのグラフ3つぐらい作れば把握できる。こんなの週に4−5時間使えばできちゃうよ。問題は「すべての文書の作成を要求する」なんだろうな。そんなの必要なものだけ作って残りはPMOに「こんなのいらないんだよ!」と説明さえしちゃえばいいのに。億超えちゃうような規模だったらそれぐらいいるかもしれないけど、みんなそんな重量級のプロジェクトやってるのかな? 数だけ見れば数千万円ぐらいのプロジェクトが多いと思うんだけど・・・ そんな泡沫PMを相手にしていないのかな、マーフィーはw
んー、なんだろ、日本人ってマジメすぎるのかな。完璧にやろうとする、というか。そんなの最初からムリなんだから、出来るところでなるべく効果があがるところだけおいしく頂いてやりゃいいのに。まあ、PMとしての評価に繋がるし、やれと言われたことはやらないとナンだろうけど、それがプロジェクト運営をピンチに追いやるとしたら、本末転倒もいいところだ。そんな事になるとしたら、原因はPMとPMOが被告と裁判官みたいな関係だからじゃないのかな。PMOはPMを援護する為に状況把握が必要でその為にPMはPMRの資料を作る。助けて欲しいなら「助けて!」という事が伝わるように。で、現況に応じて対策が必要ならPMOは出来る事を一緒に考えないとダメだ。「なんだこのプロジェクトは!なっとらん!」なんて言うだけなら、そんなPMOなんていらない。
あれだ、警句の前に「官僚主義的な」とか「形式主義的な」とか「背伸びをした」とか「形骸化した」とか書き加えて欲しいな。