借りたDVDを見る

えーと、この間の水曜日の飲み会で今まで話したことのなかった人とちょっと話したら結構アニメの話ができる人で楽しかった。で、お勧めを借りることに。木曜に借りて、実は昨日みた。ワイン飲みながらご機嫌になって見てたけど、なかなかよかったのでちと感想など。

ほしのこえ

ほしのこえ [DVD]

ほしのこえ [DVD]

うーん、良くも悪くも一人で作った、ということが売りの小品。物語には切ないものはあるけど突っ込みどころは結構多いし、ネタ的にも使い古されたものだと思う。扱っているテーマそのものも新しいものはないし。普遍的なテーマだからやむをえないというのはあるけどね・・・

この作品の意味は、「一人でもここまでやれるだけの環境が整った。今まで一人で映像表現となるとまんがが限界だったけど、アニメも作れるようになったよ!」というところにあるんだろうね。時代が変わったってことの道標というか一里塚というか、そーゆー作品だと思う。新海 誠さんの力量が問われるのはこれからなんだろうね。「やっちゃう」力と表現者としての力量は別物だ。でも、期待して待っていよう。どこも金出してくれないなら、また一人で作ればいいんだ。

音響生命体ノイズマン

実は借りるとき『ほしのこえ』メインで、こっちはまあおまけと考えていたんだけど、さすがプロの作品だけに完成度が高い。演出も結構とんがってるところあると思う。製作が96〜97年でコレってことを考えると、当時としてはすごい出来だったろうね。今までコレの存在を知らずに生きていたことが悲しいです。てか、なんでコレ、バーンと売り出さなかったんだろう? 短編アニメ扱った映画祭とかに出品とかもできたろうに・・・

本編みていてノイズマンの声がすんごいかわいいんだけど、聞いたことあるんだよねー。うー、えーと、だれだっけー?←酔っ払い とか思いながらエンディング見ていたら小桜エツ子さんでした。「ああー、だいずくんか!」と納得。まあ、その納得の仕方もどうなの?という突っ込みはあると思うけど、私の中ではだいずくんなんだよ!

まあ、とにかく、すごかったです! これならマインドゲームも安心して楽しめそうだ。コレ作った人のなら間違いないべ。