うーん、困ったw
最近録り溜めたビデオの圧縮をがんばっているんだけど、CUDAで相当高速化出来そうということがわかってきた。
ASCII.jp:CUDA+TMPGEncで爆速エンコード!? (1/7)|最新パーツ性能チェック
そのCUDA(≒GPGPU)を我々一般ユーザーが活用するには、これまでNVIDIA PhysXを利用した3DMark VantageやUnreal Tournament 3くらいしかなく、ゲームに興味を持たないユーザーにとってメリットはなかった。
しかし今は動画エンコードにも活用できるなど、その用途は広がりつつある。その起爆剤になりそうなのが、ペガシスの動画エンコーダー「TMPGEnc 4.0 XPress」だ。TMPGEncについては、もはや説明の必要もないほど有名なエンコーダーだが、先日公開されたアップデーターでCUDAに対応を果たした。すでにTMPGEnc 4.0 XPressを持っているなら無償でCUDAに対応にアップグレード可能だ。
ということでズバっといいビデオカードを購入!
MSIの製品で搭載チップはGeForce GTX260。メモリはやや半端な896MB。2スロット占有仕様。九十九電機で購入しました。\28Kぐらい。とりあえずがんばって欲しい。
で、帰宅してさー実装しよう!と思ったら問題発覚! なんとCPUクーラ用のリテンションと干渉して挿さらないwww BTXという特殊仕様ということでCPUクーラの位置がATXと違うということと、グラボが異常に長いということが仇になった。つーか、そもそもグラボ用の電源供給コネクタが1つしかない。このグラボには2つ必要。だめじゃんwww
うーん、どうやってリカバリしようかな。
ひとまず、旧メイン機なら電源と、スペースの問題をクリアしているのでそっちに挿すことにする。前のやつはディスクも抜いてあったりしてOSを入れるところからはじめないとイカン。早速着手だ。
しかし、旧メイン機はCPUがしょぼいからなー;; AMD Turion64の1.6GHz。でもascii.jpにはこんな記述もあるのでちょっと期待。
ASCII.jp:CUDA+TMPGEncで爆速エンコード!? (5/7)|最新パーツ性能チェック
ざっくりとCUDAの威力を見るため、あえて比較用CPUにCore 2世代で最も遅いCeleron Dual-Core E1200を用意した。その結果がグラフ3だ。ビデオカードにはGTX 260を使っている。
グラフを見て驚くのは、フィルタを無効にした際、1.6GHzのE1200と3GHzのE8400が全く並んでいるということ。また、フィルタを有効にして負荷を高めてもE1200はそれほどE8400やQ9550に離されていない。遅いCPUを使った場合でも速いGPUを積んでいればCUDAの恩恵により、CPUの差が思ったより開かないということが分かる。
でもまあ、新たに一つ組む方向で検討しよう。
結局旧マシンでやってはみたものの、大して性能はふるわず。メモリがPC2100だったり、CPUとグラボのバスの仕様がしょぼい(HT1.0とPCIxの旧バージョン?)ので、たいした事にはならなかったっぽい。あとはascii.jpのテストとは状況が違うのもあるか。ウチでやりたいのはMPEG2からWMV(VC-1)への変換だからなあ。