10人日がゼロ円ってのはいくらなんでも

マッシュアップがもたらすシステムの破壊と創造 - 第1回 10人日、ゼロ円の衝撃:ITpro

実は開発にかかったコストはゼロ円。北海道庁の企画振興部科学IT振興局情報政策課で主査を勤める黒田哲司氏が、5種類を超すWebサービスAPIを組み合わせて独りで開発したものである。開発期間も、土日の休みを延べで10日ほど使っただけだ。

 これを可能にしたのがマッシュアップだ。黒田氏は、GoogleMapsやHeartRails Express、RailGoじゃらんWebサービスホットペッパーWebサービスなどのWebサービスAPIを採用。これらによって、出発地や目的地の名称から緯度・経度、最寄駅、到着駅までの乗り換え経路、目的地近くの宿泊施設、レストランを表示できるようにした。しかもこれらのWebサービスは、いずれも無料で利用できる。

利用したソフトウェアのライセンス料がゼロ円という話であって、それは製作に必要だった10人日とは別じゃないか。こーゆー記事がシステム部門長のヘッドラインしか読み取れないような人たちに誤解をあたえて「こんなもの10人日無料じゃないか! おまえら休日に自宅でやれ!」とか言い出しそうな悪寒がしますよ。ええ、悪寒です。ソレ何てサービス残業?ですよ、まじで。
ああ、そうか10人日「と」ゼロ円と、あの「、」はそう読むのか。どうも日本語のリテラシが弱い事が露呈してしまったようですw