「コドモのコドモ」で怒っている人がいるみたい の、続き
「コドモのコドモ」で怒っている人がいるみたい - おろかな日々の続き。
フェミナチを監視する掲示板
掲示板をざーっと眺めてみた。しかしまあ、「監視」とか大仰なタイトルの掲示板だなあ*1。私なんぞが見るのは場違いな気もするけど、まあこれも勉強だ。いろんな事がかかれているので、ちょっとづつ整理してみよう。
- 作品の内容に関する指摘
- 興味本位で関係を持って、妊娠したという設定のようですが
- 「妊娠」や「出産」を、玩具のような軽い感覚で、子どもに安易に与えるな!
- つまり作品が「妊娠」や「出産」を、玩具のような軽い感覚で、子どもに安易に与えているという指摘
- 陳腐なストーリー展開(ため息)
- 面白いかどうかって話しだし、あんまここに書き出す意味ないかな?
- 『生命の重さを見つめなおす』って、どう考えてもやってることが真逆じゃないの?
- 『生命の重さ』を軽んじているという指摘
- この映画は、子供たちの好奇心を上手く有効活用して、みだらな行為に誘引する「性交奨励映画」といっていいと思います。
- 否定する理由・根拠
- 今は亡き田中小実昌さんの言葉
- 本能的に
- それに子供の妊娠・出産を認めよというならば、少年法なんていらないわけです。子供は保護される代わりに、大人並みの権利を持たない、それが常識です。
- 要約すると「子供には妊娠・出産をする権利はない」かな
- 出産した本人が母親という立場に耐えられるのでしょうか?
- 作品のリアリティに対する疑問?
- ”表現の自由”の範疇を超えて、明らかに”公序良俗違反”なんじゃないの?
- しかし、特に子供たちの多くはそんなところに関心は向かないでしょう。むしろ、「あんなことしたら、子供が産まれた。面白い、僕もやってみよう。アタシもためしてみたい。」が関の山です。
- 子供を養育することに係る親の責務、親権、保護、家族のあり方等々、そういったことを抜きにして「みんなの愛が」…とかの一見「まとも」そうに感じる危険性ということだと思います。
- 抜書きしたけど、ちょっと日本語がわからない。あとでもうちょっとよく読みなおしてみるか
なんか疲れてきた・・・ と思ったらビシっとまとめているサイトがあるじゃないか!
こまもりブログ: 「コドモのコドモ」をプチ分析。有害だし、これは日本の恥だ!
以下に「コドモのコドモ」の問題点を列挙します
- 命の尊厳性の観点から問題である
- 親も教師も頼ることが出来ないという点で問題である
- 小学生の出産を認めることになる点で問題である
- 原作に子供向けでない表現が多い
- 誤解を招くおばあちゃんのセリフ
- この映画のコピーが問題
- 小学生の妊娠は犯罪ではないか?
- 動物の出産のような出産場面
- 出来ちゃった、生まれちゃった は教育上よくない
- 親に対する不信感が芽生える恐れがある
- 小学生が出産しても何も苦労せず幸せに子育てはあり得ない
- 親の気持ちを考えていない
- ジャスコの上映
- 教育委員会の問題
- 「くっつけっこ」という行為と言葉が流行する恐れがある
- 大人向けに描かれたマンガである
- 子供向けにするのは無理
- そもそもこんな映画、日本の恥です。
全部貼るとあまりにも長いので、各項目の中身のところは割愛。あと、ブラウザによっては項目番号が文字化けするので、列挙記法に修正。もし必要ならリンク先参照で。
それにしても盛りだくさんすぎる。内容を整理把握するのにまだ時間が必要だけど、今夜はそろそろ寝ないと、明日のお仕事に差支えがでる。ねまーす。
もうちょっと。多分作品世界のフィクションとしての物語に対する意見と、実際の社会への影響の懸念、この二つを整理して考えないとおかしくなりそうだ。
あとは、まんがに対する批判と映画に対する批判か。ものすごい勢いで全否定されているけど、映画が一番早く公開されるところも9/13。みんなさー試写会でもみたのかな? 今まで原作つきの映画をいっぱい観てきたけど、大抵は原作とは別物になっちゃうじゃない。映画観てから批判しても、遅くないんじゃないですかね? と、映画公開と批判の時差については指摘しておきます。
*1:「フェミナチ」もわからなかったけど、Wikipediaに載っていた。wikipedia:フェミナチ