Windows Vistaのバックアップ機能評価 リストアされるもの、されないもの
今日はいくつかファイルも追加されて2つ目の差分バックアップデータもできたということで、リストアのテストをしてみる。で、戻ったもの、戻らなかったものをリストアップ。
もどったもの
- C:\ユーザーの下のもの一通り
- C:\Program Filesの下のもの。全部取れてるのかどうかはわからないけど、OS入れ終わった後導入したVisual StudioやWindows AIKのディレクトリとファイルが入っている。但し、.EXEファイルは入っていないので、各種設定とか、そーゆーものだけっぽい。
- その他C:\の直下にできてるNVIDIAのディレクトリなんかも戻っている。
- Windows Media Playerのアルバムジャケット画像も戻った。単なるファイルコピーじゃ、これバックアップできなかったと思う。Windows XPで単なるファイルコピーを使って音楽ファイルの移行をやったら時間かけて貼り付けたアルバムジャケットが消えてて悲しかった記憶が…
もどらなかったもの
- アプリケーション全部。まあ、当然。
- デバイスドライバ全部。まあ、当然。
- ユーザー。前導入したとき作ったユーザーは全部手動で入れないと復活しない。Visual Studioを導入すると自動的にSQL Serverがらみのユーザーが作成されるんだけど、これの導入の前にデータのリストアをしようとしたら、これが弾かれた。強制的に戻す事もできるけど、アクセス権の問題とか、めんどくさい事が起こるので、アプリを全部再セットアップしてからユーザーデータを戻したほうがいい。
- サイドバーガジェットの設定およびデータ。付箋紙のメモはキレイになくなってた。RSSもさっぱり。これ、連絡先とかもなくなっちゃうのか? 大問題じゃないか。
ちょっと興味深いのは、ユーザーの所。同じユーザー名なら戻すのを許可するみたいなんだよね。SIDは導入しなおしても変わらないって事なのか、それとも名前だけ比較してOKなら入れちゃうっていう仕様なのか。しかし、アレだ、バックアップ取った媒体パクれば全部戻して見れちゃうって事か。パスワード付とかにしてくれりゃいいのに。まあ、そこは上級の製品を買ってください、もしくは3rdベンダの製品を買いなさいって事かな。
という事を踏まえて、リストアのやり方はこんな感じか。
- OSとセキュリティパッチ導入
- アプリケーション導入と関連アップデート導入
- データリストア
まあ、なんというか、至極当然という結論。