フトみつけたおとなり

http://d.hatena.ne.jp/kks/20070605

 1年といっているのは精査ではなく、不満足なデータベース上のデータをそのままにして、似通ったデータを集める期間ということで、6/3に報道されていた1年で方をつけるということでないことが分かりました。1年ですべて安心できるようにするという意味ではないことを公式に認めたというわけです。

 その後に、マイクロフィルムや紙データと突き合わせるということなので、仮にコンピュータの入力時に読み落とされていた場合は、期限がわからないから半年ごとに発表するから待っていて下さいということなのです。

ふと、お隣を見たら、具体的な事が書いてあって参考になった。なるほど、かなり現実的な対応策のように思える。直近ヤバイのから手をつけて、優先度低いタスクは最大限努力でがんばります!という事だと読み取れるし、現場でこんなような火事が起こったら、私もそーゆー判断をせざるを得ないと思う。

ただ、ちょっと気になる意見も。

このような不祥事が民間の保険会社等で起これば営業停止処分がでていますが、社会保険庁には何のおとがめもないようです。単にトップだけの責任ではなく、全職員の責任ではないでしょうか。その声が社会保険庁内部から聞こえてこないことが不思議です。

気持ちは分かるけど、彼らを営業停止(まあ、首とかそーゆー事でしょう)にして困るのは被保険者である我々だし、今在職中の人の給料を減らしたりしても、「どうだ役人め!」と溜飲を下げる以上の効果はないように思える。ただ、彼らの給料を減じて、その浮いた資金名寄せ業務の原資に充当します、ということなら意味がありそう。
この辺は確か厚生労働大臣から、今の予算内でやりくりします!って発言があったと思う(すいません、うろ覚え;;)ので、実際こうゆう事になるんだと思う。その点は行政トップの判断を評価してもいいんじゃないかな?