ねんきーん

昨日だかおとついだかTVみてたんだけど、社会保険事務所に保険料の納付記録を照会に来る人が急増していて、しかも具体的な話に入るまでに目の前の職員をぎゅうぎゅうに問い詰める事が多い、なんて話を耳にした。誰かさんの談話かなんかだったんで、どこまで本当なのかはなんとも言えないけど、そんな人はいっぱいいるんだと思う。
たぶん、これから先1−2年の間に、厚生労働省社会保険庁社会保険事務所の職員さんなんかの自殺が報じられるようになるだろう。そしてマスコミや野党の皆さんは「過去の誤った行政の被害者」みたいな話をするんだ。そんなの現実をぜんぜん、見てないごまかしだ。もし、そんな事が起こるなら、それは勉強が足りなくて、いろんな錯誤を犯しながら、自分の不幸を誰かのせいにして安心しようとする、困った人たちのせいだ。目の前の職員をいくら叩いたって問題は全く解決しないじゃないか(その職員だって、バイトや派遣の人って事も多いと思う)。ま、こんな話も伝聞をもとにした妄想でしかないわけだけど、ちょっと将来に対する不安ということで。
大体「1年で名寄せ!」なんて、日本のコンピュータシステム開発史上かつてないほどのデスマーチプロジェクトの始まりのようにしか思えない。フツウに考えて、1年で終わらないよ。開発現場の技術者も、社会保険事務所の職員も、1年経って「まだできません」になったとき、まーたものすごいプレッシャーかかるんだろうな。