あほか

年金問題。なんか国会で延々と演説したりしてますが。ちょっとうんざりしたのがこの事態を招いたきっかけは菅さんが厚生労働大臣やってた時に作った制度じゃないか! と いや、実施したのは小泉だ! というおばかな応酬。
多分国民年金と厚生年金で別々の加入記録を地方自治体で管理しているのを、社会保険庁基礎年金番号として統合管理しましょうよという制度の事を指しているんだろうけど、その制度自体はいいんだよ。なんとかうまい事やって保険料の収納と給付をスムーズに行くようにしようよって話なんだから。
ただ
実行の時に紙媒体を破棄しちゃったり、電子化するときエントリミスったり、そーゆー事務レベルの所でおかしくなったと。それは現場の怠慢が一因というのと、最初の紙ベースの記録の時点で、どーしよーもないものも多数あったんじゃないのかな? 当時プライマリキーが存在しないんだから、長い人生でいろいろあれば、記録がミスっちゃうのだって出てくるよ。そーゆー「ミスるかもな!」という現実の問題を踏まえて、それでも救済措置はあって、だから個人でもそれを証明できる「何か」を残しておいてね(はーと) みたいな話をちゃんとしておかなかったのが良くなかったんだと思う。

なんとなくだけど、日本の役人は結構優秀だから「役人は間違わない」っていう前提で制度作ったりして後で罠にはまって事件になるってのが、多いような気がする。人間なんて哀れな生き物なんだから、間違うんだよ。そーゆー前提でこれからはがんばるしかないなw

んー、あとはまあ、第三者機関作って調べて給付するようにしますーとか言ってるけど、相当持ち出さないとやってられないよね。人動かすんだから。この財政難の政府に、そんな金あるんでしょうか? みんな国にバカクソボケシネって言って金払ってもらう為の第三者機関設置とかになって、そっちにお金払ったら給付原資がなくなっちゃったw とかになったらどうするんだ。やっぱ「みんな」が一人づつ自分の年金なりなんなりどうなってるのか自分で調べることで、みんなの時間(=お金)を使うことでなんとか確認していくってのが、いいんじゃないのかな。なんか、昨日も書いたけど何でもかんでも役人とか政府の責任にしようとする感じがあるけど、ヤツラにやらせたって、結局「みんな」の税金で実行するんだから、結局自分で自分の首を絞めることになるんだ。なんか意味ねーって感じします。