空気公団作品集 / 空気公団

空気公団作品集

空気公団作品集

ベスト盤な1枚。とは言え、全曲新たにレコーディングしたアルバムなので期待大。前半は一曲一曲が驚き。6曲目の「あかさたな」は特にびっくり。空気公団らしくない曲です。未発表曲だそうで、ものすごい隠し玉でやられちゃったという感じ。テクノポップ矢野顕子とでも言えばニュアンスが伝わるだろうか。好きな曲になりそうです。空気公団の音楽は、時々小さい子への思いを表現した歌があって、それがすごくすばらしいなと思う。「気持ち」とか「みんなお誕生日」とか「こども」とか。「あかさたな」もそんな一曲。

で、個人的に期待していたのは「ハナノカゲ」。最初の頃のアルバムに収録されていた、空気公団としては異色の部類に属するロックな一曲。「きっとバラードとか、みんなびっくりするよなアレンジしてくるんだ!」とか勝手な妄想を全開にしていたら、ロックでライブな事にしてきましたよw なんというか、後半は無難な感じにおちていく感じが強いと思う。クールダウンしてくような。