テレビアニメ「ミヨリの森」を観る

まあ、概ね楽しい作品になっていたと思う。一本桜の精が観音様っていうのは、ちょっとアレかなーという気はしたけど(原作だとあんなだっけ? 本売っちゃったから確認できない;;)。でもまあ、アレが日本人の信仰のカタチを表現したものとしては、あんなものかなーという気もする。自然信仰と仏教のいい塩梅のブレンドというか。私はあーゆーの好きです。

ミヨリのお母さんに係わる重大なエピソードがズバっと切られているけど、マトをダム計画に係わるインチキ調査に絞った事で、わかりやすくなっているとも言える。二時間の枠のなかで、みんなが楽しめる作品にする、という制約のなかでは、妥当な判断だったと思う。

ミヨリの声だけども、これが結構ハマっていたのがよかった。蒼井優なんて名前しかしらなかったけど、大人びた少女の少し冷めた感覚の声として、ハマっていたなと。

んー、ということで、まあ、よかったんじゃないかな。26話なり13話なりっていう枠以外に90分っていう枠での表現もあって、作品に応じて、うまく使い分けることで、スポンサーも製作も原作も観客も、ハッピーになれるように、これからもがんばって欲しい。最近こーゆーアニメーション作品を特別番組としてTVでやるっていう事が最近少なくなっていたと思う(ルパンぐらいしか思いつかない)けど、こーゆーのが増えるとまた面白い。

えーと、何が言いたいのかというと、関係者のみなさんがんばって下さい! ということで。

あと、フト気づいたんだけど、小学校のシーンで「こらヒデジ!」とか言う声が聞こえた。これはひょっとしてひで次さん?w