全体的な構造

  • 一番外側にあるのが財務、ポートフォリオ、ポジションサイズ、トレードそれぞれの管理オブジェクトを結合する為のハブモジュールになる。
  • トレード管理オブジェクトは、これまでに実装した仕掛・手仕舞いシグナルを発生させる部分。これ単体では最低取引単位でのトレードしか実行できない。
  • ポートフォリオ管理については、持っているポジションに照らしてリスクを減少させる銘柄かどうかを動的に判断する事を検討。
  • トレード管理オブジェクトでは単体のトレードとして有効性が期待できる全銘柄をセットアップとして取り込むものとし、リスクヘッジとしてのポートフォリオは考慮しない。
  • これまで「資金管理」の一言で済ませてきたものは財務、ポートフォリオ、ポジションサイズの3つのオブジェクトとして分割。
  • ポジションサイズ管理オブジェクトは現在の資金量、許容最大損失、f値から適切なポジションの大きさを求め、トレードの開始シグナルが発生した場合に、とるべき適切なサイズを指示する。
  • ポートフォリオ管理オブジェクトは、新たに建てようとしているポジションを組み入れた時、リスクが増大しすぎないか判断。リスクが増大しすぎる場合にはここで蹴る。
  • 財務管理オブジェクトは損益計算書、貸借対照表を作成する上で必要な勘定項目の増減を管理・記録する。トレード毎の変化の他に、日々の値動きによる評価損益による現在資産の評価も行う。
  • ポジションサイズ・ポートフォリオ・財務の3つのオブジェクトは相互に密な連携を取る必要がある。ポートフォリオが中心になってポジションサイズと財務へのリファレンスを保持して、必要に応じて両方にお伺いを立てながら動く構造を検討する。(あるいはハブにそれを実装したほうがいいのか?)