いろいろ読んだ

えーと、夏休みはたっぷり本読もう!と実はかなり息巻いてましたw で、ひとまず読み終わったものに一言感想でもつけてみよう。

愛国心

なんかこう、朝まで生テレピの場外乱闘みたいな印象だけど、むしろコアな3人だけにして議論したほうが外野の雑音はいらなくて面白いかも。テーマも最近HOTな話題だし。ということで購入。
案外、冷静な議論という感じでまとまっててよかった。かなりかみ合ってない所もあって、自分の立場からの意見表明にとどまってしまったようなところもあるけど、とりあえず、一般ピープルとしてはとても参考になった。やっぱこう、圧倒的に知識量がたらんので、感覚的に物を言わざるを得ないんだけど、これでちょっとは背景とか、ベースになる考えとかもらえたかな。

へこたれへん。

へこたれへん。

へこたれへん。

今回確か社民党から出て当選したとおもった清美ちゃんの本。あの事件結構時間たってて、あの当時どんなことが起こったかとか細かいところを忘れてて自分でもちょっとびっくり。
当時の事件の当事者として、何が起こったか、どう感じたかが率直に書かれていて、個人的に好感度UPでした。

蝉しぐれ

蝉しぐれ (文春文庫)

蝉しぐれ (文春文庫)

藤沢周平ファンに言わせると最高傑作らしいこの作品。やっと読んでみることにしました。10月には映画も公開されるし、ちょっと予習ということで。
んー、なんだろう、藤沢ワールド的には最高傑作なんだろうなあ。支配階級の上級武士の不毛な権力闘争に翻弄される末端の武士階級の悲哀。そーゆーのがじわじわ沁みるみたいな感じ。私は嫌いじゃあないけど、それほど拍手喝采って感じでもないかなあ。一口に感想を書くと「そんなもんだろー」と。