午前3時の無法地帯
えーと、金曜日にiPhoneをゲットしたとき、気持ちが急激に盛り上がって総額\6K-ばかりまんがをゲットしました。吉野家で特盛2丁!みたいな気分ですよ。なので、まあ、順次適当にUPします。
で、「午前3時の無法地帯」です。
- 作者: ねむようこ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2008/12/08
- メディア: コミック
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去年の暮れから本屋さんではよく見かけてたんだけど、「本を増やさない」という自粛モードがデフォルトでオンなので、まあ、見なかったことにして放置してたわけです。でもまあ、特盛ダブルだし行っとけ!!!! ということでゲット。おもしろいです。かわいいです。
なんというか、女の子のお話というのはやっぱりかわいいね。オサレ業界に突入するはずだったのが、ジャンジャンバリバリのキツイ現場にブッ込まれて翻弄される日々を送るなんて、まあ、フツウにそーゆーのあるよな!という平凡な話なんだけど、その日常感がいいんだな。恋愛も仕事も、うまくいったりいかなかったり。みんなの日常に近い世界がかわいい絵でお話になって楽しめる。なんというか、「こんなだったらいいのにね!」という、わりと想像しやすい夢を見せてくれる。そーゆー作品だと思います。いい!
で、最後まで読んで、ちょっとグっと来てしまったのが巻末のねむようこさんのあとがき。
まんがを描き始めて21年。
初めての単行本です。
いっかいは出ると思っていたような
まさか出るとは思っていなかったような
そんな気持ちです。
最初の単行本は人生で1度きり。
そんな稀有なよろこびをかみしめております。ありがとう ありがとう ありがとう。
私という人間に関わってくれた
すべての人に感謝します。
なんかさー、21年っていう長さを知っている身になって、こーゆー「ありがとう」の言葉の重さがやっとわかるようになったよ。しかし、まんが描いてて21年で初単行本ってのは、長い。それだけメジャーデビューにも多様性が生まれたってことなのかもしれないけど、21年もたつとどこかであきらめちゃう人の方が多いだろう。それを乗り切って初の単行本。なんというか、いいね。うまく書けないけど、私もありがとうと言っておこう。面白いまんがを生み出してくれたねむさんに、感謝します。
さて、2巻も買わないとなw