モンティパガーノ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2006

軽いイタリアの白。ヨーリオが「神の雫」で一躍有名になってしまったウマニ・ロンキが新たに立ち上げたブランドだそうです。トレードマークは教会の鐘。ちょっとかわいい。

香りはハツラツとした柑橘系の香り。ちょっと膨らんだ感じも受ける。口含んだ時の印象は、割と凡庸。よく言えば安定感がある。酸が味の主体で軽く仕上がっている感じ。まあ、¥1,200−だしね、お値段相応の感じがします。

でも、合わせるつまみが良くなかったのかな。酸が味の主体になっているチーズやピクルスを添えて、サラダにもからし酢味噌を入れている。引き立てあう所までワインに力がなかったと思う。もっと、口をリセットするようなものと合わせるべきだったかもしれない。あるいは、酸を引き立てながら、甘みも加えるようなドライフルーツとか。
好意的に捉えれば、食事の邪魔をしないおとなしいコ。食事の脇役としてなら立派に勤めを果たす感じ。