ちむちむ☆パレード / 鈴木志保

ちむちむ・パレード

ちむちむ・パレード

表紙でゲット。帯も大絶賛だったので期待していたんだけど、正直期待はずれ。
面白みがわからないわけじゃないけど、すごく人を選ぶなと。なんというか、「この面白みがわからない人は、ちょっと頭が悪いよ。」と、コマの奥から囁かれているような、気持ちの悪さがある。

この作品は、まんがとして備えているべきいろいろな要素をザクザク引き算で削っていって、鉄筋だけが残ったような状態にしているように感じる。そして、肉付けの部分はあなたのイマジネーション次第、これまであなたの人生で感じたことをハメ込んで、そこに何を感じるか、という、そこを問う遊びなんだろうな。

絵はすごくツボだった。次はもう少しサービス精神をもって作品制作に挑んで欲しいです。

読後の感じは、んー、白鳥マイカのSomedayの印象に近いかな。そんな感じ。

Someday

Someday