次世代育成支援措置

えーと、政府の次世代育成支援措置というものがありまして。お仕事でその制度対応をやってます。厚生年金事務を機械処理(コンピュータ処理)する為のシステム保守なんですが。えーと、この措置、なんとも微妙。

育児休業とかとった人が、給料とか下がっちゃったとき、育児休業に入る前の給料をもらっていた事にして年金額の計算をします。という、なんだかこれだけ聴いてもよくわからないかもしれない。

具体的には60万給料もらってた人が、育児休業とって時短勤務とかになって30万しかもらえなくなったとする。普通この受け取っている給料を積算して年金額を計算する基礎数値にするんだけども、ここを、30万じゃなくて60万もらってたことにしてあげます! という。

この期間は子が3歳になる時までなので最大3年。この例だと30万x36ヶ月=1080万余計にもらっていた計算にしますよ、ということ。年金額にすると約5万円になる。年6回に分けて支給すると1回9Kということに。

まー、額も微妙なら、支払うのもまだまだ30年ほど先の話だし、給付乗率だってまだ引き下げられるかもしれないってのも微妙。正直空手形という印象しか受けないこの制度。なんか意味あるの? ああ、私がメシ食べられるのはこのおかげか。あれです、3月頃になると道路を掘り返してお金をもらっている人と同じですね。ははは。

まあ、ホントに次世代育成支援する気あるなら育児手当とか今だせやゴルァ!って思いますね。