CPU使用率を上げられない

エンコードだの何だのとやらせているけど、このCPU、Intel Core i7 920さんを本気にさせることができないでいる。いろんな事をさせてもCPU使用率が60%台に乗らないんだ! 8個の論理CPUのうちのどれかが常に遊んでいる。今も、iPodの同期処理をしながら、ネットラジオを鳴らし、ビジュアライザをサブディスプレイで表示させながら、ビデオのエンコードをやり、旧PCからのファイルコピーを走らせている。もちろん日記書きも。この状態で35%〜53%といったところ。たまーにビジュアライザが固まる以外に、特に異変はない。恐ろしいCPUだ。

で、エンコードが一定の速度を突き破らずにCPU使用率が時々下がったりするのは、ひとつにはI/Oボトルネックになっているというのが、あると思う。あまりにもCPUとI/Oのバランスが悪すぎるんだ。きっとIntelSSDでボリュームをストライピングで構成すればCPUを使いきれるだけのI/Oになるんじゃないだろうか。

もうひとつ考えられるのは、あくまでも見えているのは論理CPUだということかな。Hyper Threadingは所詮影分身の術でしかないので、本当に余力がなくなってきたら、1つのコアが2つ分の処理なんてできるわけがない。一時的に片方が保留になる。その時間はCPU稼働中と計上されるのか、非稼動と計上されるのかは微妙だけど、非稼動になるような、気がする。なので、Hyper Threadingで本当に論理CPUのリソースを絞りきるような使い方ができるようなアプリケーションが出てくるまでは、まあ、CPU使用率を50%以上に上げるのは多分、難しい。逆に考えると、50%以上出た分は、Hyper Threadingで儲けたおまけみたいなもんなのかな。その分得しましたね!というか。

そう考えると、50%いっぱいいっぱいまでで「使い切っている」と言えなくもない。日記書きを平行してやっていて、何不自由なく動いているけど、これ以上動かすとなると、不自由になってくるのかもな。

でもまあ、ここまで不自由なくパラであれこれやってくれるのは、今までなかった感覚だ。結構満足。