読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日常のアニメ、台風の夜とおしっことカミナリの回が神すぎる

チバテレで観ました。いやー、もう、アニメというのは声がついているんですよね。あたりまえだけど。そして声というのは、感情をものすごくダイレクトに伝えるんだなーと、理解した。それはもちろん、声優の人のスキルがあってこそなわけだけど。

で、タイトルの通り、台風の夜にはかせがおトイレ行けなくて布団の中でおしっこがまんしちゃうという、まあ、あるいみ小さいコが出てくるアニメの定番的(いや、最近そんなのはないか?)シチュの回だったんだけど、はかせがのセリフがねー、きゅーっと、ハート鷲掴みにしてくるんだ、あの声で!

なの:起こしてくれればよかったのにー
はかせ:いっぱい起こしたんだよぅー…

このはかせの「ぅー…」がね、もうホント、すばらしい。「なんですぐ起きてくれなかったの?」という憤りと、それを訴える甘えが渾然一体となって醸されるヤケクソな感じ。小さいコに、こーゆー感じあるよなーと。小さい女の子を持つ親御さんの気持ちというのが、ちょっとだけわかった気がする。そんな子がケガしたり泣いたりしたらと思うと、そりゃ親は鬼にもなるよね。

でもって、廊下でカミナリが鳴ってなのが凍るわけだけど、

なの:は、はかせ、はかせ〜… カミナリですけど〜…
はかせ:はかせがいるから、だいじょうぶだから。

ここで完全に立場が逆転w 前もちょっと書いたけど、はかせとなのは、お互いに依存し合っている。それがイヤな感じじゃなくて、うまく調和してるんだよなー。で、次のセリフがぴたっとはまる。

はかせ:でも、ひとりだとちょっとおっかないけど、いっしょだとちょっとだいじょうぶだけど…
なの:そうですね。

なんか、こう、いいね。暖かいモノが感じられる。文字で書くとホントそっけなくなるけど、なのの「そうですね」は、丸いんだよね。夕日の赤みがかったオレンジ色みたいな、温かみのある声なんだ。相互依存ではあるんだけど、やっぱりなのがはかせを包み込む母性の方が強いのかなーと思わせる。

でも、一方で、はかせが世間との橋渡しをしないと(ひとりで買い物にもいけない子がどうしているのかは知らんがw)なのは学校にも行けないわけだ。そこのところで、はかせの立場の強さも、この回には盛り込まれていた。きっと一方が強いという印象を与えないように、だいぶ気を使ったんじゃないかな。

あー、あそこではかせにおねしょさせないのは、その微妙なバランスが崩れるからか! なるほどねー。単純にかわいいだけを追求するなら、あそこではかせにおねしょさせた方がかわいいんだよw でも、それをしない。東雲さんちのあの風景というのは、すごく丁寧に組み立てられたバランスの上に、成り立っているんだな。

      • -

こちらの日記を読んで、最後がおもらしだったという解釈を読んで衝撃を受けたので勢いあまって大追記。原作のあの間はそーゆー意味か! いや、アニメは「もしかしてそうかなー、でもあんまりはっきりしないしなー」と思っていたけど、あの雨どいとか、ねー。

確かにそれを暗示しているので、そーゆー解釈の方が自然だ。

日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)

日常 (3) (角川コミックス・エース 181-3)

と、なると、原作まんがは二人してだけど、アニメははかせだけということに? そこはやっぱり「はかせらしくしよう!」ということ? うーん、難しい。悩ましい。しかし楽しいw ここらあたりはきっとおもらし業界の人たちも黙ってはおるまい。夏の有明に向けて、風雲急を告げる6月終わりのある日であった。

それにしても! 俺はホントにニブイなー。感性というものが腐っている。原作まんがは、あの間でわかるだろー! ホントにどうしようもないばかやろうだなー俺は。なんだかとっても悲しいよ;;

んー、なのは別におしっこしたかったわけじゃないし、そう考えるとはかせだけというのも自然な感じだ。あそこはやはりはかせが店開きしたという事なんだろうな。

      • -

またしても追記。落雷直後の絵を比べてみることにした。まずはアニメ。

完全にはかせの足元に視線が行っている。こんどはまんが。

びみょーww なのが自分の足元を見ているのか、それともはかせの足元をみているのか、これだとほとんどわからん。どっちともとれそうだ。まー、ここは見る人の心に委ねられたということなのかもねw
あ、でも、なのの体ははかせの方を向いている。ということは6−4ぐらいではかせの足元を見ている方が勝っていそうな気もするなw

それにしても。この後は、なのがはかせのケアを当然したわけだよ。その時の感じを想像すると、なんかこう、いいなーという感じがする。はかせはこどもで、なのは甘口のおかあさんでさ。半べそのはかせをそっとハグして「大丈夫ですよ、はかせ。」とか言いそう。きゃーっ! もうたまらない!! …ごめんなさい。立派な変態です。生まれてすみません。

まあ、そーゆー本を、夏の有明では探そうと思います。ハイ。