星新一 声の網購入

声の網 (角川文庫)

えーと、読みやすいショートショートでおなじみの星新一ですが、この本はショートショート集じゃなくて、１つのまとまったお話になっている。あとがきありで２７０ｐ。

なつかしーなーと思って買ったんだけども、とんでもなかった。これ今の時代のネットにそのまま通じる話だ。なんかちょっと、お話のギミックというか素材は攻殻機動隊ＳＡＣなんかで使いそうな感じです。だから今文庫にして発売したんだろーね。で、何がびっくりかというと、このお話が書かれたのが１９７０年だったってこと。その時代にこれだけの事を考えたのはもちろんすごいんだけど、３５年を経て、時代がそーゆー風になっちゃったってのがなんつーか･･･　星さん生きてたらなんて言うかね？　いや、次はどんな話を書いたろう？