ばいばい、にぃに。購入

久々に、まんが表紙買いしたので、ちょっと日記書き。

ばいばい、にぃに。?猫と機関車? (IKKI COMIX)

ばいばい、にぃに。?猫と機関車? (IKKI COMIX)

細かい話の筋は書かない。でも、なんというか、甘い。お涙ちょうだい。出来すぎた人情話。ホント、むかーしの、バタークリームのクリスマスケーキみたいな甘さの話で、「今風」とは言えない。でも、私はこーゆーのが好きだ。

人物が「猫」というところもあって、軽いファンタジーの味付けに、この甘さがちょうどいい。なんというか、物語というよりも「お話」という感じ。抽象的なアレで申し訳ないけども;;

で、一通り味わって、巻末の4ページを読んで、さらにじんわり。この柳川さんって人、47ですよ。47歳で、どうしても表現したいものがあって、「売れない」って思っても描いて、あちこち持って行ってもウケなくて。でも、漫画サンデーが拾ってくれて、最後はIKKIで単行本になって。こっちの方が泣けてくる物語だ。この本を買って良かった。なんというか、柳川さんの物語の、ハッピーエンドに、少しでも力になれたような気がした。