灰羽連盟のBlu-ray BOXが届いたのでドイツの甘口白と合わせて楽しむ。

箱が届いたので観ました。なんかこう、きちんとした生活を送っている人たちの物語なので、部屋もきちんとしてから観る!と勢い込んで、部屋の掃除。午後いっぱいかかって、結局お酒の支度が整ったのは20時過ぎ。いやはや、悲惨な部屋だったw

で、まあ、きちんとして観て、楽しめました。たまには通してみるといいです。ただ、前半部分は超高画質なソフトフォーカスが目立ったので、そこだけちょっと興ざめかなあ。後半はそんなに気にならなかったんだけど、「高画質」を期待しちゃダメ。あくまでも、媒体がBlu-rayになって、映像作品としての寿命が延びた、ぐらいのモノ。私はDVDの箱持ってなかったのでこれで満足だったけど、既にDVDの箱を持っている人にとってはあまり意味がないかもね。

灰羽連盟 TV-BOX [DVD]

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でも、Blu-ray版だけのおまけもある。特典のディスクにBlu-ray化を記念しての原作の安倍さんと、現GENEON−当時はradix?の上田さんの対談が収録されていて、制作裏話的な部分が語られるのが面白かった。「即興で作る」みたいな企画で始まったなんて話は、なかなかに興味深い。7話が放映された時点で13話の脚本ができてなかったとか、システマチックな制作進行とはかけ離れた部分で「あの時は大変でしたねー!」、「あの時は若かったですねー!」とかw これ面白いんだけど、できれば本編の副音声としてオーディオコメンタリーの方がよかったかなー。それができていたらもっと贅沢な箱になっていたと思う。

あとは、小さな冊子がついていてちょっとした事が書いてあるんだけど、まあ、これは上田さんのBlu-ray化の序文以外は、わりとどうでもいい内容。罪とか穢れとか、そーゆー事に触れているところとか本当にどうでもいい。そんなことは観た人が考えりゃいい事なので。おまけに、みなさんの解釈・感じたことを損ねないように気をつかって書いているので余計にどうでもよくなっている。でもまあ、ちょっと触れておきたかったのかな。こーゆー商品を作るのは難しいねw


で、昨日合わせたお酒はドイツの甘口白。やっぱりここぞという時には、鉄板で。つまみにリンゴを合わせたけど、いい塩梅に合った。この時はふじだったけど、紅玉ぐらいすっぱいのの方がいいかもしれない。モノはニーアシュタイナー・グーテス・ドームタール アウスレーゼ 「フロイデ」 2007。「フロイデ」は「喜び」という意味だそうで、いい塩梅の甘さでした。上等なはちみつをさらさらにして飲んでるようだった。