カラフル観て読んで、ざっくりとした事を書いてみる

えーと、アニメ映画カラフル観ました。で、原作小説も読み終わった。今手元にはちっちゃいノートPCしかなくて長文はかけないので、まあ適当にざっくりとしたことを書いてみようかな、と。

一口に言うと、思春期に感じるアレやコレ−家族との軋轢や、進路・進学の問題、セックスに係わる諸問題−がいろいろと織り交ぜてあって、そのなかでなんとか折り合いをつけて生きていく道を見つけていく話。ぜんぜん一口じゃないかw でもまあ、アッサリとまとめるとこんな感じ。大人はこれを見て自分が中学生だった時を思い出していろいろと恥ずかしい気持ちになるし、劇中のおとうさん、おかあさんの気持ちもわかっちゃったりして、すごくいろいろな所に感情移入しやすくなってる。もちろん思春期現役の世代も自分の問題としてとらえて、いろんな事を感じるだろう。そーゆー感じで平凡なみなさんの共感を呼ぶ、心を動かす作品になっていた。そこにうまいこと天使がでてきたりして、ファンタジーの味付けがしてるのがよかったなーと。うん、この映画はよかったです。きっと媒体が出たら買います。

でもって、小説を映画を見た後から読んだ。大抵の場合、原作小説と映画があると「原作の方がよかった論」がでてくるんだけど、これは意外にもアニメ映画の方がよかったと思った。好きです。原作小説にない部分や、組みかえられている部分もあって、違うのは確か。でも、それが映画の面白さを盛り上げていたと思う。真くんと早乙女くんの話が丁寧に描かれているのは、そのあとのシーンの意味、真くんにとっての大切なものは何なのか、その重さはどんだけなのかという点をうまく盛り上げていたと思う。最後の最後も気が利いていて私は好きだ。完全にアニメのオリジナルだったけど、すごくよかった。具体的には書かないけど、ホントいいシーンだったんだ。あの最後の最後、あの場面の為にそれまでの2時間があったんだと思う。

ということでよかったなーという余韻に浸りながら、保存ボタンを押します。送信!

http://colorful-movie.jp/index.html

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)