わんくま同盟 勉強会@東京#44に参加してきた

http://www.wankuma.com/seminar/20100306tokyo44/Default.aspx
昨日ですが、参加してきました。お昼と夜の部も含めてフル参加。

初めての参加だったけど、面白かったなー。これだけ技術だけに特化して熱く話せる場というのは、会社に入ってからなかなかなかった。そーゆー面での欲求不満が長い間溜まっていたので、いいストレス発散にw 参加していた人たちも幅がいろんな方向に広いのが面白い。学生さんからベテランの技術者っていう人生の上下っていう方向と、ゲーム畑からWEB方面、企業向けのソリューション開発っていう横の方向両方に広く人が集まった。本書いてるような人もいるしね。

そーゆーいろんな人たちの中で話すと、自分が相対的にどの辺の位置にいるのか、なんてのもちょっとわかるのが面白い。会社の外に出ない生活を送っていると、そーゆー「世間での物差し」ではどうなの?というのがサッパリわからなくなる。いろんな人の話をきくと、「俺はなんてバカなんだ!」と思う所もあり「まあ、俺もまだまだ捨てたもんでもないか!」と思うところもあり、いい刺激になったです。

で、まあ、ちょっとコードレビューセッションが結構印象に残ったので少し何か書いてみようと思う。
他の人がすでにはてな日記に書いていたのをチラと見たし、被レビュアも認めていたけども、やっぱりgdgd感は否めなかったw でもまあ、多分初めての試みに近かったんじゃないのかな? だとすればいたしかたない面もある。じゃあ、どうすればよかったのか? 次はどうすればもっと良くなるのか? という事で、いくつか箇条書きで。

  • モノがC++、というかVC++WindowsAPIをいろいろと叩いている。この勉強会の参加者は知っている人が多いんだろう(多分)し、それなりに指摘もあったけど、何の説明もなくこのソースリストだけ渡されてもちょっと苦しい。せめて仕様というかどんなモノなのかメモでいいので付いていたらよかった。
  • レビューの対象範囲というか、規模が少々大きかったと思う。A4、15枚、各ページ2面うちの片面印刷。A4、1枚あたり180行程度あったので、まあ、充填率が80%と大雑把に見積もって約2KLOSですよ。何をするのかわからないVC++ソースコードぽーんと渡されても、これを読み切るのはなかなか難しい。もっと規模を絞っていいと思う。レビュー会用の仕込みコードでもいいので。VC++っていうランゲージの縛りもきついので、1つの例題は1つの言語200行ぐらいにしちゃって、別の例題は別の言語にすると、「あー、俺VC++わかんねー」って人にとってもいいんではないかと。
  • それなりに人数が集まっている所でフワっとした議事進行だったので全体的にグダグダな感じになった。誰かの日記で読んだけどグループセッションにして、ある程度みんなが発言できる単位に区切ると面白いんじゃないかな。各グループが違う例題のレビューをやって、それぞれのグループに被レビュアが入るような形で、1つの例題が終わったら被レビュアが移動するようなの。
  • 「良いレビューとは、どんなレビューだろう?」という点をもっと考えてもよかったと思う。なので、指摘をする人の技量を問うていくような視点、仕掛けもあっていい。グループセッションでやるなら、各グループのレビューの良さを被レビュアが最後に評価するなんてのは、面白いんじゃないかな。

うん、まあ、こんなもんかな。ひとまず送信。