亡念のザムド

PlayStation Store独占配信のHD作品ということで、早速レンタル。最初に再生を始めてから72時間限定の視聴権で\400-也　ADSL3Mのプロレタリアート用回線だと、夜寝る前にDL始めて翌朝には終わっている、ぐらいの感じで落ちてきます。

第一話を観終わった。今までのBONES作品にオネアミスの翼の不思議和風・レトロフューチャー文化が加わって、ナウシカやラピュタの飛行船テイストがスパイスとして振りかけられたようなあじわい。OP曲がいい感じ。BOOM BOOM SATELLITES。やっぱり、BONES作品は観る層をある程度の年齢以上に絞って（いや、逆に広げているか？）くるので、おじさんでもフツーに楽しめます。音楽、映像、世界、人物、物語が鑑賞にたえられるだけの魅力がある。

で、HD化という事について。一番の改善点は、OP/EDクレジットの文字がクッキリ見えるようになったことかｗ　背景の美術はハッキリ見えすぎるので、どうでもいい背景はちょっとどうでもいい感が見えすぎるし、人物が高精細になっても、線がハッキリ見えるようになっただけだ。HDだから！的なよさはあんまり感じられなかったかなー。第二話はSDで観てみよう。世界遺産とか、HDカメラで撮影した映像作品は文句なくスバラシイんだけどね。アニメは向いてないかもしれない。

しかし、こーゆー新しいレンタル方式というのはいいかも。ストリーミングだとリアルタイムで一定の帯域がないと悲しい事になるだけだけど、一度DLしてから再生なら映像品質に問題は生じない。汎用品故にクラックのリスクに常に晒されているPCではなく、コンテンツ保護を設計から考慮して作られているPS3だからできた事だ。こーゆー作品を流通させるインフラを整備するなんてデカい事ができるのはSCEっていう巨大な資本があるからだ。まあ、ひとまずはソレに感謝しつつ、コレでならペイできるよ！という事で新たな作品が出てくると嬉しい。
まあ、とりあえずバンダイチャンネルのライブラリがPlayStationStoreでレンタルできるようにして欲しいな。
亡念のザムド