掲示板における「コドモのコドモ」に対する批判の根拠を整理・列挙してみた

前回までのあらすじとこのエントリの主旨

えーと、まずこのエントリについての説明を書いておこうと思う。過去のいくつかのエントリとそれについたコメント、こっちから送ったTBなんかと関連があって、すこし時系列的に分散しちゃったので改めて整理します。

まず、「ドコモのドコモ」というさそうあきらさんが描いたまんが作品があった。小学生児童の妊娠・出産を描いた内容で、いろいろと賛否はある。

コドモのコドモ (1) (ACTION COMICS)

全３巻の作品です。で、これを原作にして映画が作られていて９／２７に公開になるんだけども、コレをきっかけにオビが映画の宣伝用に巻きなおされて改めて書店に並んだりした。

帯の実物はこんな感じ。下が映画の公式サイト。
kodomonokodomo.jp

私は９／６にこのまんが原作を読んだ簡単な感想をＵＰして、しばらく放置していたんだけども、検索語を調べたり他のサイトを見たりしているうちに下のエントリを発見。
「コドモのコドモ」は青少年には有害映画 | 有害図書撲滅 - 楽天ブログ

「１４歳の母」も酷い話なのに、小学校５年生の妊娠など、論外　言語道断である。百害あっても、一利の益はない。　上映は中止すべきと考えます。

コドモのコドモの上映に再度 反対表明！ | 有害図書撲滅 - 楽天ブログ

私は最後まで、反対をし、警鐘を鳴らし続けます。市民ができる最後の抵抗は、今後一切イオングループでは買い物をしない、ささやかな不買運動です。

作品の上映に反対していて相当怒っているようだった。でも「論外　言語道断」で切って捨てられていたので、その理由が私には理解できなかったわけです。そこで「わからないや」と書いてＴＢを送ってみた。そうするとコメント欄で返事があって、理由の説明になるかもしれない掲示板を教えてくれた。下がその掲示板。
フェミナチを監視する掲示板
これを読んでみて、批判の根拠になっているものがなんなのかをまとめてみる…

というのが今回のエントリの主旨です。何が掲示板で主張されているのか、そこのところを、まずは反論とか検証とかは抜きで一発まとめてみようかと。

なお、他にも紹介されたサイトがあったんですが、そっちは今回対象にしてません。そっちは個人のサイトで、その人個人の見解という感じ。一方の掲示板はいろんな人が投稿している。性質が違うなと思ったので分けることにしました。個人サイトの方はまた時間できたらじっくりやろうかなと。ＴＢも送れると思うし。

批判の根拠

批判の根拠を私なりにまとめました。掲示板の内容をそのまま書いても冗長だし、意味がちょっと曖昧になったりしそうなので。でも、意図するところは間違っていないと思います。以下箇条書きで。

1. この作品は社会的影響力が大きく目にした少年*1が模倣する可能性が高いので、不良行状を助長する。
2. 内容は公序良俗に反しており、一般の劇場で上映する作品としてふさわしくない。
3. 若年者の妊娠・出産・中絶は母子ともに健康上の危険がある。模倣による被害、悪影響が懸念される。
4. 小学生児童には妊娠・出産する権利は無い。
5. 出産の後の育児の責任があるが作品の中での扱いが小さく、命に対する責任を軽んじている。
6. 内容にはセックスシーンが含まれており、目にした少年の性モラルの低下が懸念される。

いろいろな人の書き込みがありましたが、概ね上の６項目に集約されると思います。

私の日記内の関連エントリ

一応、相互参照性向上の為に、私の日記内の関連エントリもリンクしておきます。時系列順。

コドモのコドモ ／ さそうあきら - おろかな日々
「コドモのコドモ」で怒っている人がいるみたい - おろかな日々
「コドモのコドモ」で怒っている人がいるみたい の、続き - おろかな日々
「コドモのコドモ」で怒っている人がいるみたい の、続き（２） - おろかな日々

まとめエントリをUP!
「コドモのコドモ」関連エントリ、ひとまずのまとめ - おろかな日々

*1:少年法では女の子も「少年」と呼びます。