電脳コイルの制作期間

2000年4月3日、磯光雄による企画書が完成。同月30日に数枚のイメージスケッチも完成。各制作会社への売込みを始める。しかし採用に至るまで難航したようである。

徳間書店マッドハウスに決定後、水面下でスタッフを集め2003年ごろから第2話・第3話・第8話・第10話と制作を進める。2006年には制作スタッフをホームページで公募。ちなみに第10話完成後の第1話制作でキャラクターデザインが変更されたため、それ以前に作画作業が行われた上の4回分については描かれ方などが異なっている。

2005年にはNHKエンタープライズが作品を放送することから製作に参加。ちなみにプロジェクト発表当初はTVシリーズであることが明かされておらず、劇場版やCS放送での公開と詮索されることもあった。

電脳コイル - ハテナ電脳コイル
2000年から構想があったってのはどこかで読んだけど、2003から実際に制作がスタートしていたというのはびっくり。「徳間書店マッドハウスに決定後」ともあるから、その前は磯監督の個人企画だったのか。まんがなんかで新人さんが編集部に原稿持ち込みなんてのは話しを聞くけど、アニメ業界なんかでもそれに似た事をやっているんだ。もちろん規模がまるっきり違うので完成品を見せるわけにはいかなくて、企画書とイメージスケッチ+αで売り込むんだろうけど。なんか結構、こーゆー部分知らなかったので勉強になった。
しかし2003から作り始めたってあるけど、その時どれぐらいの予算あったんだろ。そこで作って試写してまたスポンサー集めたり追加の出資をお願いしたりしたんだろうけど。これは難しいなー。最後まで納得の行く品質で走りきるだけの金が最初からあったとは思えない。人望と運の要素も大きかったのかなーとか、思ったり、思わなかったり。