「「市場に対する考え方」のまとめ(その1)」

id:NoShigeさんの日記が11/27から更新されていた。・・・というのは実はチェックしていたんだけど、私の中の「電脳コイル祭り」が収まらなかったのでフォローが遅れる。ま、そんな事もあるということで。
27日のエントリでは、これから斬っていくテーマがずばっと並べてあって、29日のエントリで「なぜ価格が上下するのか」について考察されている。

 すなわち、テクニカル指標は直接価格を上下させるものではなく、それを見た市場参加者が心理的影響を受け、間接的にテクニカル指標が価格に影響を与えていると(特にローソク足等)・・・・「価格」と「人の心理」と「指標」が相互にスパイラル状に影響しあっているような気がしてきます。

「市場に対する考え方」のまとめ(その1) - 株式・投資・バックテストの日々
一般に投資判断というとファンダメンタルズとテクニカルって2つの手法があるんだけど、どちらか一方じゃ片手落ちで、どっちも補い合う影響しあうものなんだ、ということですかね。

結局株式の価格なんて、人気投票でしかないってのが極論だけども、その人気が出るきっかけが必要なわけで。当然赤字赤字で明日にも倒産するかも虫の息なんて会社の株は上がるはずが無い。でも、どっかの経済ニュースや投資関連のアナリストのコメントなんか出たりしたらドカっと上がったりする。そーゆー材料が、人の関心を呼んで株価は更にアップする。ファンダメンタルズは必要条件だけど、それだけでは株価が上がる十分条件になれないんじゃないかな。
で、材料って話しで結構イヤっぽいのが、証券会社だって自己売買で儲けてるんだから、マッチポンプなところあるんじゃないの?という話し。これはもう拭いきれない不安というか、不信感だ。よく「xxxxが好調。目標株価yyyy円に引き上げ。中期狙い。」なんてのがポっとニュースで流れるけど、そんなのさーおまえらが「yyyy円になったらいいな、みんなバンバン買ってね&hearts」って風に言っているようにしか見えない。でもまあ、そーゆーのも含めてそこまで価格が上がるか上がらないかってゲームが存在する、という事を理解して、そこで祭りに参加する人もいる。なんか、壮大なババぬきをやってるようだ。私の感じ方だけど、株式投資なんてのは、ウォーレン・バフェットみたいなやり方でもしない限り、所詮マネーゲームでしかないんじゃないかな。

今日のところは、これで送信。