ホワイトカラーエグゼンプション

「残業代なしかよ!」ばかり言われるこの制度ですが、今サンデープロジェクトみてちょっとわかった。要するに企業の懐が痛まない範囲で、賃金格差を是正する目的で、単価の高い人たちの残業代を、パートの人たちを正規採用して支払う給料の原資にする。ということではないかなと。
もちろん、その法の精神の通りに運用される何の保証もないし、そんな説明をされたわけでもないけどw でもそれ以外に理由らしい理由ないよなー。ちゃんと説明すりゃいいのに。「おまえら、格差格差っていうけど、給料どうやって払うんだよ!」と。その答えとして、出っ張ってるところとへっこんでる所をならしますよ、と。なんでこう言わないんだろ? 経営層に手がつかないからか?

んー、ワークシェアとかが、うまく運用されるなら、そっちのがわかりやすくていいと思うんだけどね。首切りの代わりに、二人(もしくは三人)でこれやれと。今までやってた人たちにとっては、給与減になっちゃうので、そこのところがアレなんだよねー。それこそいじめで追い出しちゃうような事件もでちゃうよなー。日本民族って、そーゆーとこあるからな(;´Д`)

まんがの話を持ち出してアレだけど、「マネーの拳」でサル社長が言ってた言葉に「企業とは、人をいっぱい雇う事だ」というのがあるけど、これはいい言葉だと思う。企業のミッションには雇用機会の創出ってのがある。その企業が倒れるような法制度にするわけにはいかない、という制約の中で、格差の是正というのをどうやってやっていくか? 究極的には、政治屋にまかせてないで、みんなで考えるしかないんじゃないの? という気がします。本来なら企業が自ら格差の是正に向けた努力をするべきなんだ。それを政治屋に責任転嫁してなんつーだらしのない経団連かと。ばかかと。

まあ、それにしても誰もからんでいかない福島みずほ党首はなかなかかわいそうですね。一種のいじめ? まー、頭悪いので議論にならないのは確かですがw